家族や地域への働きかけ

シロアムの園ではご家族や地域に向けても、働きかけや交流会をおこなっています。

ご家族の研修と親子療育

保護者の行事

保護者が集う機会を設け交流を深めることにより、保護者同士が助け合い、互いに精神的な支えになることができます。

おやじ会

「お父さん(男性保護者)」もまた、子どもたちにとって非常に大切な存在です。お父さん同士が助け合い、子どもや家族全体を理解し、サポートできるようなお父さんたちになってほしいと思います。

コミュニティ・オープンデー

障がいに関する正しい情報や障がい児への包括的なサービスについて、地域の人たちが学ぶ機会を提供することを目的として、コミュニティ・オープンデーを開催しています。子どもたちやご家族たちが、地域の中で自分らしく生きていくことができることを願っています。

ご家族の収入向上プログラム

生計をしっかりと立てることができるようになることは、障がい児とご家族にとって、とても大切なことです。ご家族が自分たちの手で経済的自立を達成する姿を見たいと願っています。

古着ビジネス(タンスの中の宝物)

これは2018年に始まった最初の向上プログラムで、シロアムがいただく物品寄付(衣類、靴、おもちゃ、調理器具、電化製品など)をご家族が、近所の人や友人に、あるいはSNSを通じて販売します。得られた利益は、子どもたちの施設での医療・リハビリ・教育費、そして衣食住の必要にも使われます。

シロアム・ドーナツ

ドーナツ製造販売事業は2023年に日本のドーナツ職人から技術を伝授されたお母さんたちによって始まりましたが、ぐんぐんと成長しています。様々な種類のドーナツをレストランや食材店などに卸したり、イベントなどでの注文を受けています。お母さんたちが和気あいあいと楽しみながらおいしいドーナツを作っています。

シロアム縫製プロジェクト

2023年にJUKIから一台のミシンが寄付されたことをきっかけに始まりました。今のところキテンゲ(アフリカ布)のギフトバッグを作っていますが、将来的には色々な製品をつくれるようになりたいと思っています。プロジェクトの主な目標は、特に体がつっぱっている子どもたちが着脱しやすい、着心地の良い服を縫えるようになることです。

シロアムの愉快な農婦たち

ご家族の大半が農家であるため、施設内の小さな家庭菜園で農業をするということはとっつきやすいことでした。野菜(ケール、ほうれん草、コリアンダー、マナグ)の栽培を始めており、今のところ、主に保護者どうしやシロアムスタッフに売っています。将来的にはプチトマトなどの他の作物も導入して、拡大したいと考えています。


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The Garden of Siloam
シロアムの園

PO box 1261-00621, Nairobi,
Republic of Kenya