シロアムの園は2015年から活動を行っていますが、2018年1月に「非政府組織(NGO)」としての登録が完了しました。設立に関わった初代の理事たちは、団体規定の三年間二期の任期を満了して2023年12月に退任されました。
開所の時から共に歩んでくださったバエ牧師夫妻やダンカン・チェンゴ氏の退任はとても寂しいですが、新たな理事が選出され、2024年1月より任務にあたってくださっています。様々な専門性や豊かな経験を持ったエネルギー溢れる新チームに大いに期待します。
下記は新しい理事長に就任したニャシャ・ムツェクワ氏からのご挨拶です。
「この度、シロアムの園の理事長に選任されたことを光栄に思います。この団体は私の心の中で特別な位置を占めており、障がいのある若者がその可能性を最大限に発揮し、充実した人生を送れるようにするという使命に深くコミットしています。 シロアムの園は、ケニアの多くの家族にとって希望の光となっています。
公文和子先生の卓越したリーダーシップの下、この組織は重要な支援を提供し、若者たちが成長できる環境を育んできました。
私は、公文先生や献身的な理事会とともに、この重要な活動を続けていくことをとても嬉しく思っています。私たちは力を合わせて、次のことに取り組みたいと思っています。
• シロアムの園のプログラムとサービスへのアクセスを拡大し、支援を必要とするさらに多くの若者たちに届けること
• ケニア社会における共生社会、障がい者の機会を提唱すること
• 若者が夢を実現できるよう、力を与える教育と支援への革新的なアプローチを擁護すること
私は、能力に関係なく、すべての若者の無限の可能性を信じています。シロアムの園は、その可能性を解き放つ上で重要な役割を担っており、私たちが協力することで、数え切れないほどの個人や家族の生活に永続的な変化をもたらすことができると確信しています。」